composerでTwitterのoauthライブラリを利用しタイムラインを取得する

Twitter APIを使って、あれこれ条件を指定してタイムラインを取得するためには、いくつかの準備が必要です。

  1. TwitterのDeveloper Accountを登録する
  2. アプリを作成してAPIキーを取得する
  3. サーバーにcomposerをインストールする
  4. 「abraham/twitteroauth」ライブラリを導入する
  5. APIキーとoauthライブラリを使ってタイムラインを取得するphpコードを作成する
  6. WordPressで、そのphpコードを表示できるようにする
1.TwitterのDeveloper Accountを登録する

TwitterのDeveloper account登録をしてみる」を参照のこと。

2.アプリを作成してAPIキーを取得する

こちらのページなどを参考に、アプリケーションを作成します。英文で申請しなければならない(短文ですが)ので、例文も参考にしてください。

私の場合、アプリを使ってログインしたりTwitterに投稿したり、ということはせず、あくまでタイムラインを取得するだけなので、アプリケーションのAccess permissionは「Read-only」にしました。

アプリ作成後に「Keys and tokens」タブをクリックすると、Consumer API keys (Consumer Key & Consumer Secret)とAccess token & access token secretが取得できます。

3.サーバーにcomposerをインストールする

さくらサーバーにcomposerをインストールするには、こちらを参考にしました。

4.Oauthライブラリの導入

サーバーにSSH接続して、ライブラリをインストールしたいディレクトリに移動したあと、以下のコマンドを実行します。composerをインストールしたディレクトリと異なる場合には、「/home/アカウント/composer.phar」みたいにcomposerまでのパスを書いてやればいいと思います。

php composer.phar require abraham/twitteroauth
5.phpコードの作成

以下のようなコードを作成してみます。

<?php
// TwitterOAuthライブラリを読み込み
require 'vendor/autoload.php';
// TwitterOAuthクラスをインポート
use Abraham\TwitterOAuth\TwitterOAuth;

//Developer Accountで作成したアプリのAPIキーを代入
$consumer_key = '***************'; 
$consumer_secret = '***************';
$access_token = '***************';
$access_token_secret = '***************';

// TwitterOAuthクラスのインスタンスを作成
$connection = new TwitterOAuth( $consumer_key, $consumer_secret, $access_token, $access_token_secret ); 

// ユーザータイムラインを取得するためのオプション
$options = [
  'screen_name'=>'**********', //表示させるユーザーアカウント
  'count'=>'15', //取得するtweetの数
  'exclude_replies'=>'true', //リプライを除外する
  'include_entities'=>'true', //画像のurl等を含める
];

$tweets = $connection -> get('statuses/user_timeline',$options);

?>

これで、指定したユーザーのタイムラインの情報が取れます。foreachで回して、表示したい情報を取り出していけばOKです。

<?php foreach($tweets as $value): 

  $prof_image = $value -> user -> profile_image_url_https;// プロフィール画像のURL
  $createdAt = 	$value -> created_at;// 投稿時刻
  $media_url = 	$value -> entities-> media[0] -> media_url_https; // 添付画像のURL
  $user_id = 	$value -> user -> screen_name; 
  $text =       $value -> text; // 投稿本文($tweet_mode=expandedにしている場合はfull_text)
?> 

//ここに表示させたい内容を書いていく

<?php endforeach;?>

実際の作成例はこちらです。

[myphp file=’mytimeline3′]

さまざまなオプションや取り出せるデータはこちらを参照してください。